今日は明るく染める白髪染めのお話をしたいと思います。
結構明るい白髪染めは出来ないと美容室で言われてしまうらしく、お客様からよく相談されます。
「白髪染めたいけど、明るくしたい」
明るくしたいと注文すると美容師さんに「明るくすると白髪は染まらないですよ。」
と言われるのですが、なんとか出来ないでしょうか? と相談されます。
ズバッと言いますが
Contents
明るい白髪染めはできます!
ただ なにも工夫無く、明るいヘアカラーを塗っても、白髪はほとんど染まりません。
工夫したレシピが必要なんです。
百聞は一見にしかずなのでまず仕上がりの写真をお見せしましょう。
このお客様は染める前にはもちろん白髪があったのですが、だいぶ分からなくなるくらい、うまく染まりました。
そして工夫しないとならない点がこれです
とても白髪の多い人でも、だいたいの人が白髪の少ない部分もあります。
このお客様の場合、バックが少なく、フロントが多いです。あらかじめ塗る前に多い部分と少ない部分を分けます。
使用薬剤
フロント多い所【(白髪染め)の7ベージュ+(通常カラー)7ベージュ】1:1
通常カラー混ぜることによって、暗くなり過ぎの防止です。
バック白髪の少ないところ【(通常カラー)Be13+(通常カラー)Be7+(白髪染め)5GNB】14:5:4
明るいカラー剤と白髪染めを混ぜることによって、明るめでも白髪が入ります。
施術工程
- まずバックを塗ります。その後フロント、タイマー5分
- その間、バックをチェック塗布をし、タイマー鳴ったら、フロントの染まりをチェックします
- 染まったら、バックの薬を重ね塗りします。 放置10~15分
バックの明るさが丁度良くなったら 毛先の退色部にフロントの残液+カラーソムリエアシッドクリア 1:1 3%(ダメージ無いように中性のヘアカラーです。) 5分
でアミノ酸のシャンプーをしました。
ドライ前にアルガノミクススプレーでキューティクル保護してから、クシを梳かします。
仕上がりです
塗り分けしたおかげで色合わせが成功しました。
つまり、塗り分けしてなかったら色がムラになるという事です。
明るい色が好きなお客様、暗い色が苦手なお客様
若い髪色にしてみませんか?できるかぎり素敵な色になれるように頑張りますよ!