今日は「カリスマヘアドレッサーズ」という、お店の名前のことをお話しします。

ほとんどのお客様から「なぜこの名前にしたの?」と聞かれる”カリスマ”という店名の由来。
この名前は実は、僕が美容学校に通っていた頃に既に考えていた名前です。

想定はしていたことですが、皆さん『カリスマ美容師』という単語イメージによって、カリスマ美容師がいるサロン?という意味に捉えられているようです。

もちろん、違います(笑)。
そんな意味で命名してしまうような、うぬぼれ屋ではありません(笑)。

実は、開店前に母親からこの店名にすることを、反対されました。

「自分の事をカリスマだと思っているみたいじゃない!」
「うぬぼれているみたいに見える」と。(笑)

確かに、母の言うことも理解していました。
1999年頃から始まった『カリスマ美容師ブーム』の影響で、”カリスマ美容師”という単語が一人歩きをはじめたこともあり、このワードで出店するのは周囲には誤解を与える可能性があるということ、をです。

しかし僕は、受ける誤解を覚悟の上で、この店名で出そうと決めました。
母には「決してそういう意味ではないんだよ」と説得を重ねました。

店名を反対されていることに悩む僕を「いいと思うよ」と励ましてくれる人もいましたし、何よりも僕には、この店名にまつわる信念があったので、理解してもらおうと努力しました。

弱気になって一度だけ、他の店名を検討した日がありましたが、むしろ考えれば考えるほど、カリスマしかありえないという思いが強くなりました。
理解を得るのに時間はかかりましたが、なんとか同意を得られ、この名前で出店しました。

知ってほしいことがあります。
カリスマであるのは僕ではなく、一人ひとりのお客様のこと、なのです。
カリスマ的に魅力を放つお客様をイメージして浮かんだ言葉だったのです。

僕のお店に来てくれるすべてのお客様から、カリスマレベルの魅力を引き出したい。
ここはカリスマたちのためのサロンなのだ。
そういう思いで僕が何年もの間あたためてきた名前なのです。
※美容学校生の頃からこんなことを考えていた僕が変わっていることは認めます(笑)。

僕は、職人であり、魅力のプロデューサーでなくてはならない、日々そう思って仕事をしています。その人が持つ魅力(場合によってはお客様ご本人も理解していない潜在的に持つ魅力を)すぐに悟り、引き出せなくてはならないし、技術面でも髪質、顔立ち、肌の色、雰囲気、性格、好み、それらすべてを調和させるヘアづくりができなくてはなりません。それらすべてを叶える仕事、それが美容師の仕事だと思っています。

僕たち美容師の手によって、お客様が今までよりもっと魅力的になれば、カリスマ的な魅力を放ちます。これは自信を持って言えることです。
実際僕は自分自身の魅力に気付き、笑顔になって輝きはじめた方をたくさん見てきました。そんな瞬間に立ち会えることが、この仕事をしている時間の中で一番最高だと感じることです。
僕はそのお手伝いをしたい、そんな思いでお仕事をしています。

今日はこのことを全員のお客様に、そしてまだカリスマヘアドレッサーズにいらしたことのない方にも、お店の命名を通して僕の思いを伝えたい、そう感じてお話しました^^。