縮毛矯正をかけたことのあるお客様はご存じだと思いますが、「次の日にシャンプーしてください。」って言われますよね。
次の日にシャンプーをしてみると…
頭をお湯で濡らしたときに臭いがする事があった経験がありますか?
今日はその話をしようと思って書いているのですが、この縮毛矯正の薬剤の臭い、実は髪にとても残りやすいのです。
その原因は縮毛矯正の1剤にあるのですが(パーマも同じく残臭があります。)
1剤を流す時に気を付けても
1剤の後に消臭効果があるものを塗布しても
2剤処理をしっかりしてても。(塗布量多くしても、時間も長く置いても)その後にも消臭処理をしても
パーマ、縮毛矯正の消臭専用トリートメントも使用しますが…それでも
残るときは残ってしまいます…
縮毛矯正の1剤も色々と種類がありますが(アルカリのモノから酸性まで)
どの1剤を使用しても残臭が残る可能性があります。
うちでもあったのですが、髪質を考慮して薬剤を変えたりすると
「前回の薬剤は臭いが残るから、違う薬剤でやってほしいです。」
と言われてしまうことがありました。
(しかし、残臭防止として薬剤を変えても、残臭は残る可能性はあります。)
専門的なお話になりますが、チオ系からシステアミン系に変えた時にまた違う種類の残臭が発生するため、
「あの薬に替えたせいで臭いがした!」と考えてしまったのだと思います。
(僕もシステアミンでパーマをかけた時にそう思ったことがあります)
※このブログを読んでいる方も、この残臭について「気にならないけど?」って思う方もいらっしゃると思いますが臭いの感じ方は個人差もあると思いますので気にならないのであれば、それはその方が良いです。
カリスマではこの「残臭問題」について色々と調べましたが、やはり臭いが残る前提の技術になってしまっています。
さきほどの「1剤の水洗」「2剤処理」「消臭処理」をしっかり気をつける。これさえしっかり出来ていれば、臭いが残りにくくなりますし、もちろんダメージが進行する心配はありませんのでどうかにおいが気になったとしてもしばらく我慢をしていただきたいのが現状でございます。
スタッフの子から教えてもらった方法ですが、「良い香りのシャンプートリートメントをすれば紛れる」と言ってました。それも一番有力な解決方法だと思います。